派遣登録の適性検査は何のため
派遣登録をするときに、適性検査を実施するところもあります。
何のためかというと、たくさんあるクライアントの中から、その人が気持ちよく働ける職場をマッチングするためです。
適性検査は難易度の高いものが実施されることはなく、計算や読み書きなどのほか、タイピング入力の速さと正確さを測る検査などが行われるのが一般的です。
一般常識も問われることがありますが、例えば、徳川初代将軍は誰かというような選択式の問題なので、日本の教育を受けていれば問題なく解けるでしょう。
性格検査では、職務指向性などが測られます。
仕事内容と性格が合致するもののほうがよい職場が見つかりますし、企業側も働く側も納得できるのが一番です。
入社の定員を勝ち取るような意味合いではありませんので、最適な派遣就業先を見つけるために必要な検査だと理解すればよいでしょう。
また、適性検査は単体で行われることはなく、就業条件などのヒアリングと一緒に実施されるのがセオリーです。
つまり、ヒアリングの内容と検査結果の情報からマッチングを行いますので、検査だけでなくヒアリングの重要性を忘れてはいけません。